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沖縄緩和ケア研究会とは
このたび、沖縄緩和ケア研究会を立ち上げることとなりました。
緩和ケア領域の学会、研究会はいくつかありますが、その代表的な学会の1つである日本緩和医療学会が全国レベルの学術大会に加えて支部学術大会を2018年度より開始しました。とても素晴らしい取り組みであり、地域で活動する人たちにとってより身近でかつ有意義な会になると期待されます。
ところで沖縄に暮らす私たちにとっては、福岡を始めとした九州各県に行く際の負担(時間や経済面など)は全国学会で横浜や神戸に行く際のそれと大差ありません。また、支部学術大会とはいっても、発表を行うにはそれなりの敷居の高さがあります。
一方、沖縄県内においても緩和ケアに関する研究会や講演会はいくつか開催されていますが、その多くは単発の企画であり、なかなか継続して参加し学ぶ機会はありません。
そこで、沖縄県内で緩和ケアに携わる人たちが発表したり、継続して学んだり、情報交換したり、交流したり・・・、そんな身近な会があればいいだろうと思い、昨年来、その準備を重ねてきました。そして、いよいよ今年4月にこの研究会を始動することとなりました。
具体的な活動内容としましては、11/17の学術集会に加えて、職種別/職種間、地域ごとの研修会やワークショップなど、会員の方々と相談しながら、“全島的な顔の見える関係”のもとに活動の幅を広めていきたいと思っております。
緩和ケアをキーワードに、皆さまとこの研究会で一緒に活動できることを楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2019年4月吉日
沖縄緩和ケア研究会
代表世話人 中島 信久
( 琉球大学医学部附属病院 地域医療部 緩和ケアセンター )
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